膀胱癌の化学療法

 膀胱癌の化学療法というと、抗がん剤の投与が挙げられます。

 BCG療法も薬物を用いてますから化学療法と言えなくはないのですが、BCG療法は膀胱内注入療法と医学的には位置づけられているのです。 したがって化学療法と言うと、抗がん剤を用いた治療を指します。

 膀胱癌における化学療法は、術後の再発予防を防ぐために行われる補助化学療法と位置づけられていて、内視鏡を用いた外科手術と併用される場合が多いようです。

 かなり大雑把に言えば、メインはBCG療法で、サブでの化学療法ということになります。


 しかし、膀胱癌においても手術が難しい場合やリンパ節や骨への転移がある場合は化学療法を多くと入れることもあります。

 手術が難しい場合というのは患者様の健康状態などによるもので、リンパ節や骨へ転移した場合については膀胱内のガン以外はBCGを使用出来ませんね。


 近年の抗がん剤は非常に効果が高くなっていますが、やはり副作用があることは強調しなくてはなりません。

 抗がん剤の副作用はガンを攻撃する成分が悪性腫瘍を攻撃すると同時に健康な細胞をまきぞえにして攻撃することから起きてしまいます。

 化学療法の副作用で代表的なのが、脱毛、吐き気や嘔吐、下痢もしくは便秘、貧血もしくは出血と言われています。

 とりわけ脱毛は患者様ご自身にも精神的にたいへんお辛いものであり、女性の方は医療用かつらなどを検討することが多く見られます。


 近年の医療技術の発展により膀胱癌においても化学療法の効果は期待できるものになりましたが、やはりこの副作用との付き合い方が問題になってくるでしょう。


 膀胱癌の化学療法を行う場合は、健康状態の変化などは漏らさずに医師に申告・相談して、改善策を話しあうべきでしょう。

 

■スポンサードリンク